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□どうなるホリエモン… 逮捕で提携の高知競馬困惑 [高知新聞]
http://www.kochinews.co.jp/0601/060124evening01.htm
2006年01月24日
どうなるホリエモン… 逮捕で提携の高知競馬困惑
高知競馬の厩舎(きゅうしゃ)でけなげに首を振り、体を揺する競走馬「ホリエモン」。証券会社の電光ボードをじっと見つめる市民――。ライブドア社長の堀江貴文容疑者の逮捕から一夜明けた24日、同社と事業提携している高知競馬関係者は困惑した表情を浮かべ、投資筋は「キャラクター、話題性にひかれた」と“ホリエバブル”を分析した。県内の反応と声を拾った。
堀江容疑者所有の競走馬「ホリエモン」が所属する高知競馬場。「残念な結果だが、馬に罪はない…」と話すのはホリエモンなど同容疑者所有の2頭を管理する松木啓助調教師。昨年夏に転入したホリエモンはこれまで12戦3勝と好調だが、仮に堀江容疑者が禁固刑以上を科されれば、競馬法施行規則によって馬主資格がはく奪される。
松木調教師は言葉を選ぶのに困った様子で「ホリエモンは(堀江容疑者ら2人の)共同馬主なので、(事件で)引退とかになることはないはず。これまで通り大事に走らせ続けるだけ。今週末のレースも走らせます」
ライブドアと一昨年12月に業務提携した県競馬組合幹部も言葉少なに「様子を見るしかないですねえ」。
ライブドアとは高知、笠松両競馬場の馬券をインターネットや携帯電話で販売する方向で協議したが、同社側がシステムの構築作業などで手間取っているとされ、開始のめどは立っていない。
昨年4月にライブドアと共同で募集した高知競馬場の愛称も選定・発表が延び延びになっており、全国から集まった約2600件の応募は“たなざらし”状態。
同組合の広報担当者は「ライブドア側の話では、ネット販売と愛称発表はことし4月にするとのことだったが…。まさか、こんな事態になるとは」と困惑し、井上健一管理者は「今後については、ライブドア側から何らかのアクションがあると思う」としている。
【写真説明】遠くを見つめて何思う。競走馬「ホリエモン」(高知市の高知競馬場)
「実体不明の成長」 県民の反応冷ややか
この春、ベンチャー企業に就職するという高知大4年の女性は「ベンチャーは活発で元気なイメージがある。ある程度、お金持ちにはなりたい」としながら、「お金よりも別の『力』や影響力のある仕事がしたい。株でもうけようとする人は汗水流して働いている感じがしない」。
高知市の60代の自営業者は「マスコミはほめあげた後でぼろくそにたたく。マスコミは風見鶏」と一昨年、堀江容疑者がプロ野球球団買収に名乗りを上げて以降、衆院選も含めて連日のように「ホリエモン」を大きく取り上げたメディアの在り方を批判する。
そうしたイメージ先行型の企業活動や投資熱を冷静に分析するのは、6年前にIT関係のベンチャー企業を起こした高知工科大の島村和典教授。「企業としてどんな本業をしていたのか、ほとんど見えてなかった。企業活動そのものを見ることが大切だ」と話す。
同市の30代前半の教員は「僕らが大学生のころはバブルがはじけ、社会的価値観が揺らいでいた。今は『勝ち組』『負け組』(の二極化)が言われている。生徒にお金について根っこから考えさせないといけない」。ある県立高校の教頭も「お金で人は買えない。一生を支える人格を育てる教育が必要」とする。
ライブドアグループの株価の上昇と急成長を支えたのは多くの一般投資家と言われている。高知市に支店を置く大手証券会社員(40)は「ライブドアがどんな会社かと言われても、正直われわれには分からない。市場への報告がうそなら、実体は分からない」とし、「一般投資家は、時価総額が上がる期待感と堀江さんのキャラクター、話題性にひかれたのでは。捜査内容が事実なら市場への大きな犯罪」と語った。
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投稿者 white 日時 2006 年 1 月 21 日 12:14:16: QYBiAyr6jr5Ac