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□玉木&メイサで「いま会い」超える [スポーツ報知]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060112-00000035-sph-ent
玉木&メイサで「いま会い」超える 興収48億円大ヒット映画意識「負けたくない」
小説、映画、ドラマとヒットした「いま、会いにゆきます」の原作者で、作家の市川拓司氏の小説「恋愛寫眞 もうひとつの物語」を映画化した「天国の森で君を思う(仮題)」(新城毅彦監督、今秋公開)のラストシーンの撮影がこのほど、米ニューヨークで行われた。主演の玉木宏(25)と黒木メイサ(17)の熱演に製作サイドは48億円の興収を記録した「いま会い」超えに手ごたえを感じている。
玉木と黒木が市川氏の恋愛物語に新たな命を吹き込んだ。吐く息も真っ白な12月のNY。玉木は「気負いはないけど、テンションは上がります」と寒さを忘れた。黒木も「想像はつかなかったけど、日本とはやはり雰囲気が違いますね」。平均気温0度の現場で語る口調に、2人の作品にかける意気込みを感じさせた。
「天国の森で―」は、03年の映画「恋愛寫眞」(主演・広末涼子、松田龍平)を見た市川氏が書き下ろした小説「恋愛寫眞 もうひとつの物語」が原作。「好きな人の好きな人を好きになる」といった大学生3人の恋愛模様を描く恋愛ストーリーだ。玉木は「ひきずっているコンプレックスとか人が感じているものが象徴的に描かれている作品。時間の大切さに気づいてもらえると思う」。みゆき役の黒木も「いろんな恋愛があるけど、みゆきは理想。ラストシーンで衝撃を受けてくれたら大成功ですね」と作品と役どころを語る。
NYロケは物語を結末に導く重要シーン。映画「Once upon a time in America」の名シーンにも使われたマンハッタンブリッジや、ビル群の夜景、水上タクシーを借り切って夕日に沈む自由の女神を望むシーンなどを5日間かけて撮影。撮影3日目にはNYで25年ぶりの公共交通機関のストライキが起こり交通渋滞に悩まされながらも撮り終えた。
同じ市川氏原作の映画では興収48億円と大ヒットした「いま、会いにゆきます」があるが、松橋真三プロデューサーは「意識してますね。『いま会い』より泣かせたい」。玉木も「負けたくないと思います」と語るように、「いま会い」超えがなるか注目される。(深石 孝之)
(スポーツ報知) - 1月12日8時1分更新