★阿修羅♪ > ニュース情報2 > 349.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□他局がうらやむ1月のフジドラマ [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1631484/detail?rd
他局がうらやむ1月のフジドラマ
フジテレビが勝負に出た――。1月期のドラマに、フジは他局ではマネのできないぜいたくな予算・布陣で臨んでいる。
きっかけは年末に発表されたキーステーションの「年率」(年間視聴率)。フジは全日、プライム、ゴールデン、ノンプライムの4つの時間帯でトップを独占し、久々に「4冠」を達成したからだ。
「この順位が、今年のスポットCMの売れ行きを左右するため、各局は必死になるのです。というのも、このご時世、各スポンサーとも1社出稿が定番になっている。その際の判断基準は“年率”しかない。つまり、僅差で2位になってもあまり意味がないのです」(民放幹部)
フジの攻勢はドラマのキャスティングを見ればよく分かる。どれもこれも“掟破り”の布陣である。
「日テレお抱え女優といわれた篠原涼子を『アンフェア』で起用し、『西遊記』の深津絵里にはNHK、TBSのドラマ出演を断らせている」(関係者)
その結果、フジの1月期のドラマ制作費は、キャスティングだけで赤字になってしまった。それでも最後はつじつまを合わせるところが、「4冠」局の実力である。
「赤字分は、昨年大ヒットした『踊る――シリーズ』から捻出できるのです。バラエティーは『めちゃイケ』などの強力ソフトがあり、問題ない。スポーツもゴールデンでトリノ五輪のフィギュアスケート代表選考会を初中継し、30%以上の視聴率を取った。他局が二の足を踏んでいることを平気でやってくる」(関係者)
「二極化」の流れは民放局にも確実に及んでいるということだ。
【2006年1月11日掲載】
2006年01月14日10時00分