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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051203-00000035-sph-entより引用
ジェンキンスさん手記ドラマ化 曽我ひとみさん役に桜井幸子
北朝鮮による拉致被害者・曽我ひとみさんの夫で元米軍人のチャールズ・ジェンキンスさんが半生を書いた「告白」(角川書店)が、日テレ系「アンテナ22特別版 新春ドキュメンタリードラマ〜告白〜(仮)」としてドラマ化されることが2日、分かった。女優・桜井幸子(31)がひとみさん役、米俳優がジェンキンスさんを演じる。ドラマではジェンキンスさんの目を通じて、北朝鮮による日本人拉致事件の知られざる真実を描く。桜井は「ドラマを通じて、一家のきずなをみなさんに感じていただきたい」とコメント。来年1月9日・後9時半から放送される。
「告白」は韓国駐留の米軍人だったジェンキンスさんが北朝鮮へ渡った理由、曽我ひとみさんとの運命の出会い、拉致の実態と他の被害者の消息などをつづったノンフィクション。今年10月に発売され、同ジャンルでは異例の23万部を売り上げた。
日テレはこれまで、大韓航空機爆破事件の実行犯だった金賢姫のドラマ(03年、19・9%)、オウム事件(04年、21・0%)など、関心事の強い社会事件をドラマ化。ジェンキンスさんの著書についても、発売前から注目していた。
制作サイドでは「北朝鮮の状況については断片の映像は伝わってくるが、連続性を持ったものはなかった。ジェンキンスさんの目を通じて、ドラマの形式でリアルに伝えたい」と話している。ドラマ化に当たって拉致被害者の有本恵子さん、石岡亨さん、横田めぐみさんの家族からの了解も得た。
ドラマでは78年のひとみさんの拉致事件、ジェンキンスさんの脱走から、2人の出会い、結婚、北朝鮮での生活などをニュース映像を交えて描かれる。ロマンチストの一面がうかがえる2人の恋、ニュースの裏側で何があったのかが見どころになるという。
ひとみさん役は「ひたむきさを表現できる女優」(制作サイド)として桜井にオファー。19歳から現在までを演じる予定で「突然、ひとみさんを襲った苦しみや悲しみは、とても私には計り知れないことですが、同じ日本の女性として家族を思う気持ちは『告白』を読んで、痛いほど伝わりました」とコメントしている。
ジェンキンス役は日韓米でオーディションし、無名ながら実力を持った米俳優が演じる。ほかに小泉首相役を清水章吾(62)、斎木参事官役を永島敏行(49)、横田めぐみさん役を韓国語が得意な江川有未(24)が演じる。
撮影は韓国・ソウルのSBSスタジオと慶州のロケを行い、北朝鮮での生活を再現。拉致事件のあった新潟・佐渡でもロケを行う。一部、韓国語の場面もあるという。
(スポーツ報知) - 12月3日8時1分更新