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http://www.zakzak.co.jp/top/2005_11/t2005112826.html
人間の心の問題を分かりやすく語り、心理学ブームをつくった心理学者で東工大名誉教授の宮城音弥(みやぎ・おとや)氏が26日午前4時30分、肺炎のため東京都大田区の都立荏原病院で死去した。97歳。東京都出身。葬儀・告別式は行わない。喪主は長女みささん。
京大哲学科卒業後、フランスのパリ大などに留学。東工大教授、日大教授などを務めた。
1950年代から70年代にかけて旺盛に活躍。臨床を重視した具体的かつ簡明な言葉で、性格や夢、愛、性などを解説した。「夢」「精神分析入門」など著書多数。全国の県民性を調査し、その気質を分析した「日本人の性格」はベストセラーになった。また超能力や神秘世界にも関心を寄せた。
社会評論の分野でも活躍。46年には清水幾太郎氏、丸山真男氏らと20世紀研究所を設立、批判精神にあふれた評論を展開した。
ZAKZAK 2005/11/28