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航空機の国際線乗り継ぎでビザなしでも入国を認める「寄港地上陸」制度を悪用してインド人を不法入国させたとして、栃木県警は8日、同県上三川町上三川、インド国籍のブローカー、サトパル・シン容疑者(43)を入管難民法違反(営利目的の集団密航助長)の疑いで再逮捕した。
法務省によると、この制度を悪用した集団密航事件の摘発は初めて。
調べによると、シン容疑者は、2000年6月10日夜にタイのバンコクから成田空港に到着したインド人の男2人に、ビジネスマンを装わせ、「1日だけの入国」などとうその申請をさせて不法に入国させた疑い。
シン容疑者は1999年から今年8月ごろまでに、「インド人約100人を密入国させた」と供述している。
(2005年11月8日22時4分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051108ic22.htm