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□パソコンの重要データを守れ [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1478986/detail
パソコンの重要データを守れ
自宅のパソコン(PC)には、デジカメで撮影した家族の思い出の写真や仕事の書類など大事なデータがたくさん詰まっている。万が一、PCが壊れれば、これらはすべてパーだ! そうならないために、日ごろから大切なデータは内蔵のハードディスク(HDD)以外の場所にコピーしておこう。そんなバックアップ術のコツを一挙公開!PCが壊れてからでは手遅れだぞ。
●DVD―Rを過信するな!
PCが壊れれば、内蔵HDDが無事でもデータを読み出すことはできない。大切なデータはPC本体の外にコピーしておくのが鉄則だ。
「ちゃんとDVD―Rに保存してあるよ」
という人も多いだろうが、DVDに過信は禁物だ。メディア評論家の美崎薫氏が言う。
「DVDは光やホコリに弱い上に、もともとデータエラーも多くて不安定なメディアです。新品のディスクでさえ、ある日突然、データを読めなくなることがあります」
DVDに保存する場合は、同じ内容のディスクを2枚以上作っておこう。時折、内容をチェックしておく必要もある。
「購入時にも注意が必要です。DVDは光に弱いので、屋外のワゴンなどで売られているものは買わない方が無難。店の奥の棚にある国内製を選び、自宅でも光とホコリが少ない場所に保管しましょう」(美崎薫氏)
●大容量の外付けHDDが理想だ!
「最も理想的な保存先は外付けHDDです。4.7GBのDVDとは比較にならない大容量で、エラーが少なく、データの読み書きも速い。ディスクを入れ替える手間も不要です。最近は120GBのUSB接続外付けHDDが1万円少々で買えますよ」(美崎薫氏)
光を浴びても劣化しないし、USB接続なら別のPCにつなぐのも簡単だ。火事や地震など不測の事態の時も、これさえ持ち出せば大切なデータを守ることができる。
「ホコリやたばこのヤニには弱いので、何十年も使えるわけではありませんが、PC本体と外付けHDDが同時に故障することはまずないので、安心感が違います。HDDは、2年経つと同じ価格で2倍の容量の商品が買える。気軽に買い替えられるのも魅力です」(美崎薫氏)
●メールやお気に入りもバックアップ
「アウトルックエクスプレス」などで受信したメールもバックアップしておきたいが、メールのデータがPC内のどこにあるのかわからない――。そんな時は、アウトルックの「ツール」→「オプション」と表示させ、「メンテナンス」タブ内の「保存フォルダ」をクリックすれば表示される。ここを任意のフォルダーに変更すれば、過去の分も含めてすべてのメールが保存される。そのフォルダーごと外付けHDDにコピーすればバックアップOKだ。
「インターネットエクスプローラー」の「お気に入り」も、保存したいサイト名を右クリックして「コピー」し、外付けHDD内に「貼り付け」ればバックアップ完了だ。
●手間いらずのミラーリングソフトを使え!
外付けHDDにこまめにデータをコピーするのは面倒……。そんな向きには「ミラーリングソフト」がオススメだ。
「ミラーリング」とは、保存したいフォルダー内のファイルが変更されたり、新たに追加されると、バックアップ用のフォルダーのファイルもそれと全く同じ状態にしてくれる機能のこと。
外付けHDDに付属のバックアップソフトを使えば、PC購入後にインストールしたソフトなど、PC内の設定ごとバックアップできるぞ。
【PCでCDはいつまで使える!?】
データをCD―Rにバックアップしている人も多いが、これだけDVDが普及すると、いつまでPCでCDが使えるのか不安になってくる。
「大容量の次世代DVDはCDと全く規格が違うため、CD機能付きのドライブは高価になるはず。音楽CDも売れなくなって、ネット配信が発達してきています。音楽業界がCDに見切りをつければ、あっという間にPC用のCDもなくなりますよ」(美崎薫氏)
1、2年で使えなくなることはないだろうが、CDでのデータ保存は、念のためそろそろやめておいた方がいいかも!?
【2005年11月5日掲載】
2005年11月08日10時00分