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□ハウンドドッグ大友、解散説を一蹴 [日刊スポーツ]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051108-00000030-nks-ent
ハウンドドッグ大友、解散説を一蹴
解散説が浮上していたロックバンド「ハウンドドッグ」が、来年2月5日から全国ライブハウスツアーを行うことが7日、明らかになった。今年7月の25周年を機に解散も検討されたが、リーダー大友康平(49)が「ハウンドドッグはオレのもの」とバンド続行を強調。メンバーも6人から4人編成に変更して、年明けからシャウトする。
ロック一筋25年のバンドだが、意外にもライブハウスツアーは初めてだという。アマチュア時代から「ロックはある程度大きな器でガンガン行きたい」とこだわってきたが、今回だけはファンとの距離を気にした。大友は「今回、いろんなことがあって、心配かけましたから。僕たちを信じてくれた人たちのために、より近くで情熱を感じて欲しい」と、25周年にしてわき起こった解散説を自ら吹き飛ばすことを明かした。
今年4月に大友が音楽以外の活動を支える個人事務所を設立したことで、長年所属した事務所から解散を進言された。7月9日の通算49回目の日本武道館公演でそれを打ち消したが、火種はくすぶった。大友はそのいきさつについて一切、口にしない。ただし、バンドを続けることだけははっきり決めた。
「ハウンドドッグは僕のものですから。大学(東北学院大)時代にオレがつくった。ぶっちゃけ言っちゃうと、オレだけだっていい。オレが歌えばハウンドドッグですから」。強引な言葉に聞こえるが、メンバーに本音をぶつけると3人が行動をともにすることを決めた。ベースとキーボードはサポートメンバーに頼りながら、事務所を離れバンド継続が決まった。
実はデビュー5年目にもバンド解散の危機があったが、結成当時のメンバーを交代させることで乗り切った。「長続きの秘訣(ひけつ)は優柔不断」と普段は気配りの人でも、節目には強引なまでの決断力でバンドを引っ張ってきた。
来年1月1日に50歳になる。「今まで事務所のために、バンドのために、ファンのためにという気持ちでずっとやってきて。でも、50からの人生、自分自身のためにね、生きていきたい」。「ハウンドドッグとは」の問いにしばらく考えて「悪友」と答えた。悪友ほど失いたくない。だから、大友は叫び続ける。
(日刊スポーツ) - 11月8日9時53分更新