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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051020-00000014-sph-entより引用
NHK紅白PRに必死 11番組17時間 総局長会見で関連番組発表
NHKは19日、今年の大みそかの「第56回 紅白歌合戦」の主な関連番組を発表した。今月30日の「BS ディベート どうする 紅白歌合戦」(BS1、後10時10分)を手始めに、紅白後の来年1月2日の「すべて見せます 紅白の舞台裏(仮)」(後7時30分)まで、11番組で合計25回を予定し、紅白関連番組の放送総時間は計17時間あまり。前代未聞の関連番組のテコ入れで、巻き返しを図る。紅白の放送開始時間は午後7時20分からに決まった。
今年の紅白を盛り上げるべく、NHKは合計25発の「花火」を打ち上げる。準備されている関連番組は11番組。「もう一度みたい紅白名場面」や「思い出の紅白」などは例年も放送しているが、ただの宣伝番組で終わらせないのが今年の趣向だ。
例年は12月に入ってから盛り上げていく紅白だが、今年は今月30日にBS1で放送される「BSディベート どうする 紅白歌合戦」から本格的スタート。放送ジャーナリストのばばこういち氏(72)、作詞家の秋元康氏(49)、コラムニストの泉麻人氏(49)ら6人の識者が、紅白についてバッサリ議論するという異例の番組から始まる。
11月には、今月末まで実施中の紅白で聴きたい「スキウタ」アンケート結果の上位を発表。また新たに紅白の視聴者審査員として「携帯審査員」1万人を募集するのにあわせて「紅白歌合戦 今年はあなたも審査員!」を放送。12月になると「あなたの声で紅白が変わる(仮)」と題して、視聴者の声を集めたドキュメンタリー番組を放送する。
原田豊彦放送総局長(58)は定例会見で「関連番組は史上最多なのかはわかりませんが、まあ、多いのでしょうね。紅白でディベート?と思われるかもしれませんが、紅白はそれだけ長い間、国民に定着していた番組で、間違いなく今、曲がり角に来ていると思います」と話した。
昨年の平均視聴率は第2部で史上最低の39・3%(ビデオリサーチ調、関東地区)。テコ入れは必至の状態だ。関連番組の制作も、芸能番組制作局だけではなく、衛星ハイビジョン班や報道局など、紅白関連番組には無関係だった部署も担当するなど多角化する。
主な関連番組は11番組で放送は25回、ざっと合計1038分の放送となる。「名場面」「思い出の紅白」などメーンの関連5番組を集中的に行った昨年と比べると、圧倒的に多い。本番の放送時間は午後7時20分に決定し、昨年より10分早いスタート。中断ニュースも15分間から10分に。昨年と比べれば15分間ほど放送時間が長くなる。「新生プラン」を発動する来年のNHKを占う意味でも、大みそか紅白巻き返しは大切なカギを握る。
◆放送総局長会見での主な発言
▼「プロジェクトX」 年内で終了。来年1月10日から一流のプロの仕事にスポットを当てたドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に。
▼盗用疑惑 一部週刊誌で「盗作疑惑」とされた今月2日から5夜連続放送のドラマ「ハルとナツ」について「完全な橋田寿賀子さんのオリジナル」と否定。
▼受信料 携帯電話のサイトから受信料契約の変更や申し込みができるサービスを20日からスタート。
(スポーツ報知) - 10月20日8時1分更新