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□モツ鍋人気また復活 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1455769/detail
モツ鍋人気また復活
90年代前半に大ブームを巻き起こした「モツ鍋」の人気が復活している。30代後半以上には懐かしく、若い世代には新鮮に受け止められているようなのだ。昔取った杵柄(きねづか)で、オジサン世代が食べ方やウンチクなどで主導権を握れる数少ない料理!? 鍋が似合うこれからの季節は、モツ鍋で若い女性や部下の尊敬を勝ち取ろう!
●今年のトレンドは塩味だ!
かつてのブーム時は、モツ鍋はしょうゆか味噌ベースのスープがポピュラーだった。しかし、第2次ブームの今は味付けが多様化。今のトレンドはズバリ「塩」だ。
銀座「九楽々」のスープは牛と鶏のダシがベース。しょうゆ味、辛味噌味スープもあるが、締めのチャンポン麺との相性がいいことから、塩スープで作るモツ鍋「本丸」(1人前1344円、2人前〜)が1番人気。グツグツと煮えたぎる鍋には、野菜(キャベツ、ゴボウ、ニラ、タカノツメ、スライスしたニンニク)がタップリ盛られ、下には和牛の小腸、ハチノス、ギアラの3種類のモツが。あっさり味でスルスル胃の中に吸い込まれる。
さあ、食べる段になったらオジさんの出番だ。「野菜に火が通るまでもう少し待ちなさい」「最近のモツは新鮮だから臭みもないし、味が薄い塩味のスープで食べられるんだよ」「モツ鍋は、モツのゼラチンやコラーゲン、野菜のビタミンや食物繊維を一緒に取れる美容食。明日の朝はお肌プリプリかもね」など、モツ鍋に関するウンチク、食べ方を嫌みにならない程度に披歴しよう。もちろん、締めはチャンポン麺で(367円)。
▼PM5〜12(土日祝PM4〜11)、無休。中央区銀座3―4―17 銀座チェリービル4F (電話)03・3538・6644。今月6日には池袋店も開店
●鶏、牛、豚…6種のモツが味わえる
宮崎の地鶏「ぢどっこ」の料理がウリの「日本橋ぼんぼり京橋店」。鶏から取ったスープにカイエンペッパーや味噌で味を調えた、辛くて病みつきになる「辛いモツ鍋」(1人前800円、2人前〜)が人気だ。
特徴は、鶏、豚、牛の3種類のモツを6種類使っている点。取材日は弾力のある歯応えの牛の血管、大腸やゼラチン質がプルプルとした牛のアキレス腱、コリコリとした地鶏のハツと砂肝、豚のトリッパ。いずれもその日仕入れられる新鮮な生のモツばかりで、今日は何が入っているかな〜と楽しみになるぞ。
▼AM11:30〜PM2、PM6〜11:30(土PM6〜10:30)、日祝休。中央区京橋3―7―9 (電話)03・5524・1338
●ポン酢で食べるモツしゃぶも登場
変わり種では、肉の卸業者が経営するホルモン専門店「五臓六腑」と、空間プロデュース会社のキューブがコラボレーションして出店した「五臓六腑(EN)」の「もつしゃぶ」(1人前2900円、2人前〜)。
特選黒毛和牛のタンやカルビ、ハラミ、ミノ、小腸などを湯にサッとくぐらせ、ポン酢かゴマだれで食すという趣向。小腸はトロリと甘味のある脂身が溶け、後味さっぱり。煮込むだけがモツ鍋じゃない! 新鮮だからこそ、臭みを気にしないで楽しめる逸品だ。
▼PM6〜翌AM4(日祝〜PM11)、無休。港区西麻布1―8―8 (電話)03・3423・0688
●自宅でつつきたければ通販がある!
自宅で家族とモツ鍋をつつきたい、という人は通販も要チェックだ。第1次ブームの火付け役で、94年に閉店した「もつ鍋元気」(http://www.leglant.com/genki/)。ここが熱烈なファンのために、2年前から通販セットの販売を始めていた! 和牛のモツ、濃縮スープ、チャンポン麺、ニンニク、タカノツメが入って4人前4000円から(送料950円〜)。昆布ダシに濃い口しょうゆ味のしっかりとした味付けだ。11月15日には六本木に「もつ鍋元気」の店も復活する予定だ。
第2次モツ鍋ブームの仕掛け人ともいわれる恵比寿の「博多もつ鍋 蟻月」(http://www.arizuki.com/)。なかなか予約が取れないことから、ここの通販も大人気だ。白味噌ベースとしょうゆベースの2種類があり、2〜3人前4500円〜(送料700円〜)。こちらは野菜や豆腐も付き、鍋と水を用意するだけでOKのお手軽さだ。
【2005年10月22日掲載】
2005年10月25日10時00分