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http://fuku41.hp.infoseek.co.jp/181119.htm
どうも、経済地盤の変化が起こっているように感じる。その検討。
Ｆより
工業製品の付加価値率が大きく下落しているのとは、対照的に資源
関連の付加価値率が上がっている。これは工業製品を作れる国が拡
散しているのに比べて、資源国は増えない。資源の埋蔵量は減少し
ている。ここに付加価値率の増減が絡んでいるように感じる。
ロシアや中東、中央アジア、オーストラリアの国々の価値が上がり
、日本やＥＵの価値が下がっている理由でもある。このため、日本
の株価は米国が史上最高値の株価にあるのに低迷している。
この理由は工業製品の価値が下がったことによる。この指摘を日本
の評論家はしない。そして、株価がおかしいと騒いでいる。それは
考えるポイントが間違えているのである。トヨタが自動車業界で世
界最大と言っているが、工業製品の価値率が下がっているので、石
油会社よりその株価は当然低くなる。このことで、日本の株価は低
迷しているのだ。
もう、工業製品の時代は終わっている。中国でもベトナムでもイン
ドでも工業製品は作れるのでその価値は当然低くなる。それでは
どうすればいいのであろうか？？
これは資源を生み出すことに注力すればいいことになる。資源が重
要であると言うことの当然の帰結でしょうね。この技術を確立する
企業が次の時代を制することになる。
しかし、日本には資源がないと、普通の日本人は思ってしまう。
それはそうだ。そう教育されてきた。日本の国土に資源は無いので
、戦後 工業製品を苦労して生み出したと見ている。戦前は資源を
獲得するために満州を占領したが、米国に負けて満州を手放した。
資源を獲得するということは、戦前の日本のように外国を侵略して
、資源を奪うことであると見なしてしまう。しかし、それは不可能
である。
このため、資源を奪うのではなくて、生み出すと言っている。
資源の生出だしを、ブラジルのルラ大統領が実践している。
さとうきびからエタノールという石油代替エネルギーを生み出して
いる。石油資源を生み出しているのに等しい。このさとうきびから
エタノールを生み出す仕組みは、効率がいい発酵菌を発見したこと
で出来ている。
日本は昔から発酵菌でいろいろな物を作っている。火薬の原料であ
る硝石も発酵で生み出した。この硝石を使った江戸の花火が江戸の
風物詩になっている。鰹節も発酵菌を使っている。このように日本
は昔から発酵菌とのつながりが大きい。
この発酵菌が重要な役割を担う時代になっている。エタノールを作
るのに、さとうきびやとうもろこしでなくてもいいはずである。
間伐材など、食糧にならないもので資源を作る方が取り合いが起こ
らない。
メタンハイドレードをエタノールにしてもいい。メタンから水素に
するよりやさしい。このように石油だけではなくて、資源をどう違
うものに置き換えるかが重要なのである。鉄を炭素繊維に置き換え
たのも日本であり、このように資源を生み出だす国家戦略が必要な
気がする。
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