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赤外線天文衛星「あかり」が3種類の波長の赤外線でとらえた大マゼラン星雲の疑似カラー画像。中央左下の最も明るい領域などで新しい星が誕生している(宇宙航空研究開発機構提供)
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006110101000662.html
全宇宙地図、70%完成 大マゼラン星雲の画像公開
宇宙航空研究開発機構は1日、宇宙全域の地図づくりを目指している赤外線天文衛星「あかり」が約70%の観測を終えたと発表、太陽系から約16万光年の大マゼラン星雲で起こっている活発な星の形成の様子の画像を公表した。
全天観測による“宇宙地図”は、1983年に米英とオランダが打ち上げた衛星で作って以来、更新されていない。あかりは約10倍の感度でデータを集め直し、宇宙観測の基礎となるデータベース構築を目指す。月に隠されるなどして観測ができなかった残り約30%のデータは、今後6カ月程度で取得する計画だ。
公開された画像では、大量の宇宙のちりが集まって新しい星が誕生、その光で周囲のちりが赤外線で明るく輝く様子が分かる。こうした現象が至るところで同時に起こる「スターバースト現象」をとらえているという。
プロジェクトマネジャーの村上浩宇宙機構教授は「スターバーストは、ほかの銀河でも初期に起こっていたと考えられ、銀河の生い立ちを知る上で重要なデータだ」としている。
(共同)
(2006年11月01日 20時45分)
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