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上士幌で「冬虫夏草」の新種のキノコ 士幌の津田さん発見 2006/10/09 23:40
【上士幌、士幌】十勝管内士幌町の津田浩治さん(73)が、キノコの「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」の新種とみられるキノコを同管内上士幌町の山林で発見した。津田さんはトカチナガツキタンポタケと命名、国内唯一の研究会「日本冬虫夏草の会」の来年度の会誌に発表する。
津田さんは九月六日、倒木上で黄金色の冬虫夏草を発見した。長さ約二・五センチ、かさの直径約四ミリで、コメツキムシの幼虫に寄生していた。冬虫夏草に詳しい山形県の研究者武田桂三さん(63)は、胞子を包む子嚢(のう)胞子や、キノコと虫をつなげる子実体(しじつたい)の特徴から「これまで見たことがない」と言う。
津田さんは日本冬虫夏草の会の理事で、十勝を中心に探索を続けており、これまでに五種類の新種を発見している。冬虫夏草は世界に約三百−四百種あるといわれているが、ごく小さいことから「地をはわなければ見つからない」と言われるほど発見が難しい。
津田さんは「見つけたとたんに、これまでに図鑑でも見たことがない種類だな、と思いました。これからも十勝で研究を続け、新種を発見したい」と話している。
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