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http://www.cnn.co.jp/science/CNN200610010003.html
民間ロケットの打ち上げ失敗 ニューメキシコ基地
2006.10.01
Web posted at: 12:34 JST
- REUTERS
ニューメキシコ州トゥルース・オア・コンシクエンシズ(ロイター) 宇宙空間での実験用サンプルなどを積み、当地の基地「スペースポート・アメリカ」から初めて打ち上げられた民間小型ロケットが墜落したことが分かった。
打ち上げに失敗したのは、民間宇宙旅行会社、UPエアロスペース(本社・米コネチカット州)のロケット。現地時間9月25日午後2時すぎに発射されたが、わずか数分後に地上約1万2000メートルで失速し、旋回しながら落下した。同社では、ロケットが「予想外の空気力学的現象」で不具合を起こしたと説明している。
ロケットは電柱ほどの大きさ。高校の科学実験材料や遺灰など50点を、上空110キロの宇宙空間まで持ち出した上で帰還するサービスを目指していた。物資を搭載するための料金は、重さ数グラムの小さな物なら200─300ドルからと手ごろな範囲に設定され、「宇宙へ気軽にアクセスできる初のサービス」として注目を集めていた。UPエアロスペースは、地上に落下したとみられる機体を捜索し、サンプルなどの回収に全力を挙げる構えだ。同社では今後1年間に、同様の飛行を9回計画している。
打ち上げは電気系統の故障で予定より8時間遅れたが、基地周辺の砂漠地帯には数百人の見物人が集合。発射と同時に歓声を送ったものの、失敗の発表があると、口々に「残念だ」と話しながら引き揚げた。
発射台が設けられた基地は、世界初の民間宇宙基地として、州当局の援助を得て建設された。英富豪リチャード・ブランソン氏が率いるバージンギャラクティック社は、数年後に始動を目指す「宇宙体験旅行」の有人宇宙船をここから打ち上げる予定だ。
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