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(回答先: 宇宙ステーションで異臭発生、飛行士が防護マスク装着(読売新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 9 月 18 日 23:53:13)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2463006/detail
国際宇宙ステーション内で異臭騒ぎ=乗組員は一時、緊急用マスクを装着
【ライブドア・ニュース 09月18日】− AP通信によると、米NASA(航空宇宙局)は18日、地球から354キロ離れた宇宙空間にあるISS(国際宇宙ステーション)内で、異臭が発生し、乗組員が一時、緊急用マスクを装着する騒ぎが起きたことを明らかにした。これまでの調査によると、異臭の原因は、酸素発生装置から酸素を送り出す通気孔から漏れ出した水酸化カリウムで、ロシアの乗組員が最初、同通気孔から煙と透明な蒸留水のような液体が出ているのを目撃し、米東部時間午前7時23分(日本時間同日午後8時23分)にロシアの管制室に報告した後、直ちに外科手術で使う手袋とマスクを着用したという。ただ、防毒用のガスマスクは装着せず、同通気孔もその後、緊急システムが作動し、自動的に遮断されたとしている。
水酸化カリウムは、やけどや吸引すると人体に影響が出る可能性がある腐食剤として知られているが、NASAの宇宙ステーション・プログラムマネジャーのマイク・サフレッディーニ氏は「漏れの原因については正確には把握していないが、乗組員の健康には問題がなく、生命にかかわるような物質ではない」としている。また、NASAのケリー・ハンフリーズ報道官は「事態は収まっている」と述べた。
ISSに乗り込んでいる米国のジェフ・ウィリアムズ飛行士は「ゴムが焼けるような臭いがした」と証言しており、NASAの管制室も「悪臭はゴム製のガスケットが過熱して発生した可能性がある」と述べている。その後、乗組員らは活性炭の空気洗浄装置で悪臭を取り除いたため、かなり臭いは収まったとしている。
NASAによると、酸素発生システム「エレクトロン」はロシア製で、過去にトラブルを起こしたことがあるという。昨年春に同システムが故障したときは、その数カ月前から、電源がときどき切れたりするトラブルが起きていたという。今年6月には宇宙遊泳で船外から水素バルブを交換する作業が行われていた。【了】
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ライブドア・ニュース 増谷栄一記者
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年09月18日23時33分
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