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(回答先: 冥王星が太陽系の惑星でなくなる!?=世界の天文学者が議論 [ライブドア・ニュース] 投稿者 white 日時 2006 年 8 月 15 日 16:42:05)
asahi.com http://www.asahi.com/
太陽系の惑星、一気に3個増か 国際天文学連合が新定義
2006年08月16日19時54分
http://www.asahi.com/national/update/0816/TKY200608160317.html
太陽系の惑星がこれまでの9個から一気に3個増え、12個になる可能性がでてきた。チェコ・プラハで開催中の国際天文学連合(IAU)総会で16日、惑星の新定義が提案されたためだ。太陽系で惑星と認定されたのは1930年発見の冥王星までの9個だが、米観測チームが昨夏に冥王星より大きい「2003UB313」を「第10惑星」と発表するなど、近年、新天体の発見が相次ぎ、定義の見直しを迫られていた。新定義の採決は現地時間24日午後の予定だが、採決の方法も議論になっている。
IAU総会に提案された惑星の新定義は(1)天体が自ら球状の形を維持できる重力をもつ(2)太陽のような恒星を周回している天体で、恒星や、惑星の衛星ではない――の2条件を満たす天体。
一般には質量が5兆キロの1億倍以上、直径が800キロ以上の天体に相当する。質量が月の約150分の1、直径が月の約4分の1の天体まで含まれる可能性がある。
これまで太陽系の惑星は地球や金星、土星、冥王星などの9個とされてきた。新定義が承認された場合、「第10惑星」のほか、火星と木星との間にある小惑星帯で最大の「セレス」、これまで冥王星の衛星とされていた「カロン」の三つが加わる。冥王星とカロンは、惑星と衛星の関係ではなく、新たに、二つの惑星が互いを周回しあう「二重惑星」とみなされる。
新定義は惑星をさらに分け、水星から海王星までの「古典的惑星」と、セレスのような「小型惑星」、海王星より遠い「プルートン(冥王星型惑星)」に区別する。
プルートンは、太陽を回る軌道が古典的惑星の共通軌道面から外れ、傾いているなどの特徴があり、惑星の形成過程が異なると考えられる。冥王星とカロン、「第10惑星」が含まれるが、今後も冥王星周辺やその外側にあるエッジワース・カイパーベルト天体(EKBO)から、プルートンとみなされる天体が見つかる可能性は高い。
IAUの惑星・衛星命名機関は2年前から、天文学者、作家、科学史家ら7人で構成する「惑星定義委員会」を設け、新定義を検討していた。天文学は古来、神話や思想、文学、占星術など人類の文化と密接にかかわり、新定義は科学にとどまらず、歴史や文化にも影響を与えるからだ。
セレスは直径約950キロ、カロンは直径約1200キロで、「第10惑星」は直径約2400キロと推計されている。一方、EKBOとして02年に発見されたクワーオワーや03年発見のセドナは、セレスより大きいとみられるが、球形が維持できているかどうかが未確認などの理由で、今回は惑星とされなかった。IAUによると、こうした惑星候補は少なくともあと12天体あるという。
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衛星とされてきたカロンが惑星昇格になるかもしれないとは、驚きです。
冥王星を惑星からはずして新天体基準を作ればいいのでしょうが、さまざまな利害があって、難しいようですね。
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