★阿修羅♪ > 環境・エネルギー・天文板1 > 501.html
 ★阿修羅♪
【日経・神奈川】新潟・小千谷「雪の部屋」=シリーズ使い切る夏の風景=より
http://www.asyura2.com/0510/nature01/msg/501.html
投稿者 どうして? 日時 2006 年 8 月 09 日 16:33:53: 5huHSJ2zKWnK6
 

豪雪地帯の残雪を夏場のクーラーに転用する記事をみつけましたので
ご紹介します。おそらくWEB版にはないと思われますので全文転用いたします。

(転用はじめ)
外は三十度を超す炎天下。でも家の中には雪がどっさり。新潟県小千谷市の
会社員Aさん宅(記事では実名だがここでは匿名とします)で涼を届けてくれるのは、
冬の間降り続けた雪だ。毎年二メートル以上が庭先に積もり、これまで解ける
のを春までじっと待つしかない厄介者。山積みの雪が今年から一転、猛暑を
しのぐ自然のクーラーになった。

二〇〇四年の新潟中越地震でAさんの自宅は損壊。三月にできた新しい家の一階に
、設けたのが約三十トンの雪が貯蔵できる部屋だ。断熱材に囲まれ、室温は
常に一〇度以下。中に入るとひやっとする。「雪の部屋」の冷気はダクトを通って
二階の居間に送られる。温度は冷気を取り込む居間のファンの回転数を変えて、
調節できる。

強い冷気を吹き付ける市販のクーラーと比べて体に優しい。消費電力量も試算すると
半分、家計にも優しい。

雪は少しずつ解けながら九月までもつ。雪解け水は、家の隣のハス田の農業用水に
流れもう一度利用される。Aさん宅の建築費は約三千七百万円。うち七百五十万円は
新潟県が補助した。県は地元の大学などと協力し、雪の部屋のある家の電気代や
湿度などを三年間検証し、普及の可能性を探る。復興のまちで雪の新たな利用に
向けた取り組みが始まった。
(転用おわり)

(2006年(平成18年)8月9日(水曜日)日経新聞・神奈川・首都圏経済29面)

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > 環境・エネルギー・天文板1掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。