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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060714-00000011-kyodo-soci
【ワシントン13日共同】最大級の肉食恐竜ティラノサウルスは、寿命の半分ほどのいわば「中年期」から、命を落とす個体が急増したらしい―。米フロリダ州立大などのチームが、骨の化石を分析してこんな結論をまとめ、14日発行の米科学誌サイエンスに発表した。
分析した化石は、カナダ西部アルバータ州で22体分がまとまって発掘されたティラノサウルスの仲間、アルバートサウルスの骨。年輪のような骨の成長線を調べた結果、推定2―28歳とさまざまな成長段階の個体が含まれていることが判明。チームは今回の結果にこれまでのデータを加え、年齢ごとの生存率を推定した。
それによると、この恐竜は生まれて間もない時期に60%は死ぬが、2歳(体長約2メートル)まで生き延びるとその後13歳まで生存率はあまり減らない。ところが、繁殖可能になるとみられる14歳から生存率が急激に落ち、28歳程度まで生きて、体長約10メートルに達するのは全体の2%しかいないことが分かった。
(共同通信) - 7月14日3時5分更新
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