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コウノトリ通し環境学ぶ…神戸の中学生 兵庫・豊岡市訪問
農家民宿2泊 田植え、そば打ち体験も【読売】
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/stork/ts60524a.htm
いろりを囲んで話をする生徒と佐古さん(左から3人目)ら(豊岡市但東町の農家民宿「善」で) 農業やコウノトリの野生復帰計画から環境問題の大切さを学ぼうと、神戸市立布引中学校(岡本壽美雄校長)2年の生徒69人が23日、野外活動として豊岡市を訪れた。生徒たちは市立コウノトリ文化館でコウノトリを象徴に同市が行う環境への取り組みを学習。国の構造改革特区「北但馬グリーンツーリズム特区」で認められた同市但東町の農家民宿に2泊し、24、25の両日は農家に教わりながら、田植えやそば打ちなど農業体験なども行う。
同文化館で中貝宗治市長は生徒たちに「コウノトリとともに生きる〜豊岡の挑戦」と題し講演。国内でのコウノトリ絶滅について「戦争や環境破壊がコウノトリの住む場所を奪い、農業で農薬を使い始め、とどめを刺した。農業とコウノトリは深い関係がある」などと解説。現在はアイガモを使った無農薬農法など、コウノトリの餌となる魚などの水生生物を増やせるとともに、人にとっても安心、安全な農業を目指していることも説明した。
初めて同館に来たという石井和子さん(13)は「電柱の上に巣を作った写真を見て、昔はコウノトリと人間が近くで暮らしていたことを実感した」と話していた。
続いて同市但東町の但東市民ホールで開校式を開催。生徒は11軒の宿泊先の農家民宿の主人や農家と対面。農家民宿「八平だるま」を経営する能勢勇さん(59)が「但東町のうまい空気を吸って体験を頑張って」とあいさつした。
生徒らはそれぞれの宿泊先へ移動。同町奥藤、農家民宿「善」では生徒7人がいろりや水車など、古い農家のたたずまいに驚いていた。経営する佐古善次郎さん(55)らと共にいろりを囲んで自己紹介などをし、早速、風呂や食事の準備を手伝った。山口美幸さん(13)は「山や田んぼがたくさんで、(私が)住んでいるところと全然違う。田植えで、どろどろになりたい」と話していた。
(2006年05月24日 読売新聞)
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