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[2006年04月02日付]
秋田県能代市で農業をしながら建築会社の社長も務める鈴木寿男さん(49)は、もみ殻を活用した住宅用断熱材を開発し特許を取得。実用化を目指している。試作品は一般の断熱材と同等の断熱効果を示し、代わりに使えば大幅な建築コスト削減が期待できるという。廃棄後は堆肥(たいひ)化もでき「無公害で環境に優しい」と話している。
鈴木さんは、能代市で寿建築工房を経営しながら水稲2.5ヘクタールを作付けする兼業農家。農家が、もみ殻を焼いて煙害を招いている実情を防ぎたいと、もみ殻の利用方法を考えた。野菜の越冬対策にもみ殻を使う地元の習慣から、もみ殻が持つ断熱効果に注目。建築用の断熱材にすることを思いついた。
材料は、もみ殻とのりだけ。のりの原料は穀物でんぷんで、すべて天然素材だ。役目が終われば簡単に壊せ、畑にすき込むこともできるし、堆肥(たいひ)にもなる。
縦20センチ、横20センチで厚さ3センチの断熱材を作るのに、125〜140グラムのもみ殻を使う。「もみ殻量を減らし空気の割合を増やせば保温性はさらに上がる」という。特許は2005年7月に取得した。…
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?5
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