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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000014-jij-int
中国新疆ウイグル自治区の約1億6000万年前の地層から、史上最強の肉食恐竜「ティラノサウルス・レックス」の祖先として最古の化石を発見したと、中国科学院古脊椎(せきつい)動物古人類学研究所などの米中研究チームが9日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
鼻の上の大きなとさかのようなものが特徴で、空を飛ばない恐竜では珍しい。仲間同士の確認やセックスアピールに使っていたとみられる。研究チームは新属新種に分類し、「グアン(冠)ロング(竜)・ウーカイ(五色)」と命名した。ウーカイは発見場所の色鮮やかな地層にちなむ。
この化石は2体分あり、それぞれ12歳と6歳で死亡。成体になるのに7年かかったとみられる。12歳の化石の全長は約3メートル。とさかは厚さが約1.5ミリしかない。
(時事通信) - 2月9日9時0分更新