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2006年02月07日18時38分
http://www.asahi.com/life/update/0207/009.html
「東京都心の最高気温は16度で、4月上旬並み」。気象庁が出した7日の天気予報に反し、日中の気温は6.8度までしか上がらず、同庁には「どんな予報をしているんだ」などと苦情が殺到した。
7日午前5時に出した予報では、横浜市なども15度と高めの気温を出した。前夜からの雪が上がり、午前中には晴れ間も出る。南西からの暖かい空気が流れ込み、「フェーン現象」も重なり、一気に気温は上昇する、と読んだ。
ところが、低気圧の動きが遅く、晴れ間は広がらず、暖かい風も入り込まなかった。午後3時までの東京都心の最高気温の6.8度、横浜市の8.7度は、いずれも真冬並みの気温だった。
気象庁は「これだけの差が出ると大外れと言われても仕方ない。しっかりと検証したい」と話している。
同庁はこの冬を「暖冬」と予想し、その後、異例の修正をしている。