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http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060126i504.htm
【ワシントン=笹沢教一】肉食恐竜のように2本の後ろ足で歩行し、鳥のような歯のないくちばしを持つユニークな原始爬(は)虫類の化石が、米ニューヨークの全米自然史博物館で発見された。
ロイター通信によると、化石は約2億1000万年前のもので、推定全長は約2メートル。約60年前に米ニューメキシコ州で発見され、長い間、同博物館の倉庫に保管されたままになっていたという。
「ダチョウ型恐竜」という恐竜にそっくりだが、恐竜ではなく、恐竜やワニなどの祖先にあたる「主竜類」という、より原始的な爬虫類だという。恐竜のような特徴と、目や足首にワニのような特徴を併せ持ち、恐竜が大繁栄期を迎える前夜に出現して、後の恐竜と似たような自然界の地位を支配していたと推定されている。
(2006年1月26日11時9分 読売新聞)