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【ワシントン11日共同】冬の星座としてなじみが深いオリオン座にある「オリオン星雲」を、これまでで最も鮮明に撮影することに米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡が成功、ワシントンの米天文学会で11日発表した。
搭載した高感度カメラを使い、ハッブルが地球を105周する間観測を続け、大小3000を超す星がひしめく星雲の詳細を写し出した。
暗いために撮影が難しかった若い褐色矮星(わいせい)とみられる天体も含まれており、観測した科学者チーム代表は「星の形成を研究するための素晴らしい材料になる」と話している。
(共同通信) - 1月12日10時37分更新
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ハッブル宇宙望遠鏡が高感度カメラを使い撮影したオリオン星雲(NASA提供・共同)