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毎日新聞からhttp://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20060103k0000e030039000c.htmlより引用
火星調査:無人探査車、着陸2年、なお活動 寿命の8倍
火星の表面にかつて水が存在した痕跡を見つけた米航空宇宙局(NASA)の無人探査車スピリットが、3日(日本時間4日)で火星着陸から2年になる。
2号機オポチュニティーも25日(日本時間同)で2周年。いずれも3カ月の設計寿命の約8倍という驚きの長寿命で、火星の太古の環境を明らかにする探査を継続中だ。
平均気温が氷点下53度、秒速40メートルの砂嵐がたびたび吹き荒れる過酷な環境の火星では、探査車の太陽電池パネルがすぐに砂ぼこりで覆われ短命に終わるだろうというのがNASAの当初の見方だった。
実際には強風が電池の砂ぼこりを吹き払ったらしく一時弱まった電力は回復。別々の場所に着陸した2台はこれまでに計約11キロを走破した。
さすがに故障も増え、昨年11月にはオポチュニティーのロボットアームが突然停止、2週間後に何とか回復した。次の目標は、古い地層が露出した直径800メートルのクレーターの探査。「さらに素晴らしい発見」(NASA)も期待されている。(ワシントン共同)
毎日新聞 2006年1月3日 16時06分