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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051209-00000010-nnp-l46より引用
アマミノクロウサギ中国で化石を発見 名瀬市で森林総研室長発表
【鹿児島】 森林総合研究所(茨城県つくば市)の山田文雄鳥獣生態研究室長(52)は八日、名瀬市で開かれた県林業試験場との合同研究発表会で、アマミノクロウサギの化石が中国揚子江流域で初めて発見されたと発表した。
山田室長によると、国立科学博物館の研究員らが二〇〇〇年にアマミノクロウサギの祖先と考えられる化石種プリオペンタラーグスを、揚子江河口の六百万年前の地層から見つけたという。
山田室長は「揚子江の河口域と奄美がつながっていた証拠になる」と話し、大陸から離れた奄美大島と徳之島で生き残ったクロウサギは形態的、遺伝的にみて貴重な動物と指摘した。
また、アマミノクロウサギの現状について、外来種のマングースが幼獣の巣穴に侵入している瞬間の写真を示し「これまで経験したことのない捕食性動物が侵入し、脅威にさらされている」として、生息地の森林保全と同時にマングースや山に捨てられた犬、猫の対策を強調した。
(西日本新聞) - 12月10日2時18分更新