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(回答先: 小惑星の岩石採取、成功=世界初、07年地球回収−探査機「はやぶさ」・宇宙機構(時事通信) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 11 月 26 日 16:07:21)
Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051126-00000304-yom-sociより引用
はやぶさ、イトカワ再着陸…岩石採取装置も作動
宇宙航空研究開発機構(宇宙機構)の探査機「はやぶさ」が26日朝、小惑星「イトカワ」に再着陸した。宇宙機構は岩石採取装置の作動も確認、「岩石採取に成功した可能性が高い」と発表した。
月以外の天体から岩石試料が地球へ持ち帰られた例はなく、小惑星の岩石採取の試みは世界で初めて。イトカワから離陸したはやぶさは、12月に地球への帰途に就き、2007年6月に帰還する予定だ。
はやぶさは25日夜、イトカワに向けてゆっくり接近を開始。垂直降下中、約88万人の名前を刻んだ金属球「ターゲットマーカー」をイトカワの地表面に見つけた。20日の初着陸の際、投下したもので、今回もこれを目印にした。
26日午前7時すぎ、イトカワに着地。同時に、長さ約1メートルのメガホン型の採取装置から金属弾(重さ約5グラム)を発射し、直後に上昇したとみられる。
岩石採取は、金属弾の着弾で舞い上がった岩石のかけらや砂ぼこりを、装置が取り込み、奥のカプセルに収める仕組み。20日の初着陸時は起動しなかったが、今回は正常に働いたことが確認された。
姿勢制御装置の故障などの障害を乗り越えて最大の任務を完了したはやぶさは現在、地球との交信を順調に続けている。無事地球に帰還できた場合、カプセルだけを大気圏に再突入させ、イトカワの試料を届ける。
小惑星は月や惑星と異なり、46億年前の太陽系誕生時の姿を化石のようにとどめているとされる。はやぶさが持ち帰る石は、太陽系の起源に迫る貴重な研究材料になると世界中から注目されている。
(読売新聞) - 11月26日13時54分更新