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人類発祥の地とされるアフリカで、日本の研究チームが1000万年前の新種の大型類人猿の化石を発見した。写真はケニア中部ナカリで見つかった新種類人猿の下あごの化石(中務真人京大助教授提供)(時事通信社)15時59分更新
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人類発祥の地とされるアフリカで、日本の研究チームが1000万年前の新種の大型類人猿の化石を発見した。アフリカでは1200万〜700万年前は類人猿の化石の発見例がほとんどない時代で、中務真人京都大助教授(自然人類学)はこの空白期を埋める成果としており、4日から横浜市で開かれる日本人類学会で発表する。
既に発掘された化石や遺伝子の研究などから、ヒトに最も近い動物はアフリカに住むチンパンジー、次にゴリラと推測されるが、手掛かりが少なく、ヒトに進化した500万年前までの過程には謎が多い。今回の化石は人類と類人猿の共通の祖先を考える上で貴重な発見と言えそうだ。
見つかったのは、雄の右下あごの骨(約11センチ)と歯3個。京都大と島根大のチームが2月、ケニア中部ナカリで見つけた。時代はゴリラが祖先から分岐する直前に当たり、あごの大きさは雌のゴリラ並み、体格はゴリラより少し小さいと推定される。
(時事通信) - 11月3日16時0分更新