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約4キロの距離から撮影された小惑星「イトカワ」=宇宙機構提供
朝日新聞からhttp://www.asahi.com/science/news/TKY200511010455.htmlより引用
「イトカワ」は岩だらけ 探査機はやぶさ観測
2005年11月02日
宇宙航空研究開発機構は1日、探査機「はやぶさ」が約4キロの近距離で撮影した小惑星「イトカワ」の新たな写真を公開した。4日には約30メートルまで接近させて、小型探査ロボット「ミネルバ」などを落とす。12日と25日には、はやぶさを表面に着陸させて岩石などの試料を採取する。
イトカワの表面には予想以上に岩が多く、最大で50メートルほどの岩塊も見つかった。同機構の藤原顕教授は「過去に小惑星が破壊されるほど、大きな衝突があった可能性がある」と分析する。一方で細かい砂が積もったような平らな部分も見つかり、「もっと均一で、のっぺりしていると考えられていたが、予想以上に多様性に富んでいた」と話した。
観測をもとに、はやぶさの着陸地点として、12日は比較的平らな「ミューゼスの海」、25日はゴツゴツした岩がある「ウーメラ砂漠」が選ばれた。今後、着陸場所の名前を公募するという。