★阿修羅♪ > 自然・天文1 > 175.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
世界的な成果を挙げている高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)の素粒子ニュートリノ発生装置が昨年11月に故障し、実験が終了に追い込まれていたことが23日分かった。
これまで公表されておらず、文部科学省は「国民の関心も高い実験。情報開示のあり方を考えてほしい」として、近く同機構に経過報告を求める。
故障したのは、多数のニュートリノを同じ方向へ発射するための「電磁ホーン」という装置。修理には相当な時間と費用がかかるため、すでに終盤だった実験はそこで打ち切った。
研究チーム代表の西川公一郎・京都大教授は「ホーンは(同県東海村に建設中の)新たなニュートリノ施設にも使うので原因を究明したいが、装置内部の放射能が強く、まだ近寄れない」と話している。
(2005年10月23日22時58分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20051023i113.htm