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<海洋の健康診断>過去100年分の観測データ公開 気象庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051020-00000039-mai-soci
気象庁は25日から、過去100年分の海に関する観測データの解析結果を「海洋の健康診断」として、ホームページ上で公開する。100年に及ぶデータを保有しているのは日米英など数カ国しかなく、世界的にも珍しい試み。
同庁によると、1900年前後から同庁が日本近海を中心に観測した海表面水温や海面水位などの資料と、米国などが保管するデータを合わせて解析。「地球温暖化にかかわる長期変化」「気候に関連する数カ月から10年規模の中期変化」「週から月規模の短期変化」の3項目を公開する。
また、海洋汚染の現状を知ってもらうため、観測船が確認した浮遊ゴミの数や、海中に含まれるカドミウムなどの重金属の量を「北西太平洋の海洋汚染の状況」として掲載する。
このほか、長期変化として海面水温や海氷面積の変動、中期変化は黒潮やエルニーニョ現象の推移、短期変化は週や月ごとの海面水温の変化などのデータを公表。一般から研究機関まで、幅広い利用者のニーズに応えられるよう、それぞれのデータに解説も併記するという。【篠原成行】
(毎日新聞) - 10月20日10時43分更新