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探査機「はやぶさ」から撮影した小惑星「イトカワ」(宇宙航空研究開発機構提供)
Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000168-kyodo-sociより引用
地球衝突は100万年に1回 小惑星イトカワ
探査機「はやぶさ」による表面物質の採取計画が進行中の小惑星「イトカワ」が、今後、地球に衝突するのは100万年に1回であるとの解析結果を、宇宙航空研究開発機構の吉川真・助教授(天体力学)らのグループがまとめた。6日から札幌市で開かれる日本天文学会で発表する。
イトカワは長さ約600メートル、幅約300メートルの細長い小惑星。現在の軌道には観測による誤差がある上、火星や地球と接近を繰り返すうちにその誤差が拡大するため、将来の軌道の確定は難しい。
グループは、現在のイトカワから誤差の範囲内でわずかに位置をずらした約40個のイトカワを想定。今後、取る可能性がある軌道の統計的な分布を1億年先まで求め、それぞれの軌道ごとに惑星とぶつかる確率を計算。平均値を算出した。
その結果、イトカワが地球に衝突するのは約100万年に1回。惑星の中では最も高く、金星は約3000万年、火星は約9億年、水星は約12億年に1回だった。
(共同通信) - 10月5日19時57分更新