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関東平野の地下深部に潜む巨大な凹み
地下構造による長周期地震動増幅の可能性
地表に露出している地層の調査と地下の物理探査記録を統合した結果、関東平野の地下深部に伏在する基盤には局所的に著しい起伏が存在することがわかった。これらの基盤の凹みは、およそ1650〜1500万年前の日本海の拡大末期に形成された半地溝(ハーフグラーベン)に起因する。シミュレーションによると、地下深部の基盤の起伏により、とくに長周期(周期4秒)の地震動が局所的に増幅される可能性が考えられる。この長周期地震動は、高さ200m程度の超高層建造物の固有周期にほぼ対応することから、高層建造物が林立する首都圏の地下深部の基盤構造の解明が早急に必要である。
以下は下記URLを参照下さい。(pdf file)
http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/aist_today/vol05_07/vol05_07_p18_21.pdf