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(回答先: 火星に3年間で2本の「溝」、活発な侵食活動(読売新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 9 月 21 日 18:45:48)
NASA 火星の地殻、気象の活動示す衛星写真公開
探査機がとらえた火星の地形の変化。左の画像(02年7月撮影)にはない筋が、05年4月に撮影された右の画像でははっきりと見える=NASA提供(毎日新聞)10時08分更新
いずれもYahoo!ニュースから
記事はhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050922-00000005-maip-sociより引用
写真はhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050922-00000005-maip-soci.view-000より引用
NASA 火星の地殻、気象の活動示す衛星写真公開
【ワシントン和田浩明】地震や強風で岩石が転がり落ち温暖化も進行、地表下の凍った二酸化炭素が急激に昇華し砂丘に溝を形成する−−。地球に比べ地殻や気象の変化が少ないとされる火星が、予想外に活動的である可能性を示す写真を、米航空宇宙局(NASA)が20日公表した。99年から今年にかけ、撮影されたもの。NASAは「短期間でこうした変化が観察されたのは、火星が活動的な星であることを示すもの」と説明している。
写真は97年から火星周回軌道で観測を続ける探査機「マーズ・グローバル・サーベイヤー」が撮影した。
公表されたのは▽岩石が斜面を転がった跡▽砂丘表面に形成された溝▽南極の冠氷の後退のさま▽若い隕石(いんせき)クレーター−を示す4組の画像。
写真分析を行っている主任研究者のマイケル・マリン博士によると、岩石が転がった跡は、南半球にあるクレーターの壁面で見つかった。同博士は「地震か強風で落ちたのではないか。前者であれば火星に地殻活動があることを示す可能性がある」と述べた。
砂丘の溝は、02年から05年の間に形成された。地中の二酸化炭素の氷が太陽光で暖められ急激に気体化する過程で表面の砂を押し流してできたと推定される。さらに南極部の冠氷の写真は、99年から05年まで2年間隔で撮影。最初の2年間で、約3メートル後退していることが確認された。同博士は原因や温暖化傾向が今後も続くのかは分からないとしている。クレーターは80年代半ばに隕石の落下でできたと見られている。
(毎日新聞) - 9月22日10時8分更新