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5.思考の空洞化
過去の思考に対して、参照することも、批判することも余り意味が無くなるはずである。
なぜならそれは、そもそも「仮初めの真理」でしかないから、という風に。
そうなると思考することも、思考の積み上げも、振り返られなくなるかもしれず、
これはもう「思考暴落」を起こす「思考疎外」であるはずで、
そうやって思考的ニヒリズムを醸成するのであろう。
するとそれは、真理が無い世界で求むるは力のみとばかり、
(一方では「無関心の虚無」、他方では「力への収束という虚無」に結びついて)
力なきは不毛とする真の不毛に至らしめられる、そういう過疎化なのかもしれないのだ。
“力への吸着 第一”