★阿修羅♪ > 昼休み6 > 518.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
いまのよにすべきことひとつ
http://asyura2.com/0510/test10/msg/372.html
たしかに現代の規範には(それが重く存するして)、見るべきものは少ないかもしれない。
だからといって温故知新で発掘、再評価したところで、老木の衰微が止まるものでもないだろう。
つまり、賢人は昔からいたが世は変わらなかったという厳然たる事実があるならば、それをこそ素直に
受け止めるべきではないか。例えば神道の通信を読むと弱い人は過去の秩序に吸着したくなるかもしれない。
もし本気で現代を捨てる気構えなら、そして現代だけで現代があるのではないとすれば、現代に連なる
過去の思想的覇権も、潔く打ち捨てるべきではなかろうか。未練の接ぎ木では旨くはいくまい。
みたところ、余りに弁証史観や、相対無常論の影響が色濃く、陳腐に過ぎるかもしれない。
「いまのよ」が「居間の余」なら、その日常生活の場で、いかにして己は過去を振り払えるかと
考え直すのもよいだろう。それすらできないようなら、世を変えるなどはおこがましいかもしれない。