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あいつ、また下らないこといってるな、なんであいつはあんなに頭が悪いんだろう。
事故現場、事件現場にいて、遺体を片づけないっての、あたりまえだろが。
下手に動かして、原状が複雑になって検証できなかったらどうするんだ。（取り逃がし、再犯、再発）
訓練を受けていない者は、我慢して立ってるしかないはずだ。
たぶん、必死で耐えてるんだよ、耐えるしかないんだよ、だぶん。
たまたま現場に遭遇した通行人も、引率の教師も、みんなが医者だったら、笑うだろ。
あってはいけないことが起きたら人間どうしようもないだろう。
遠巻きにして見てるしかないだろ、それは馬鹿か？
（それを馬鹿が！）
訓練を受けていても予想外のことは起きるだろうさ。そしたら訓練を受けていても、
ぼうっと見てるしかないと思う。手術だって、開けてみて手の施しようのないときには、
埋め戻して復元するしかないだろう。そういうことに直面する人間は可哀想だし、
人間の無力を知るだろうな。それを責めてどうする。
事故ならなおさらだろ、昨今は、救命医療も議論喧しいと思うが、
法的な責任能力の範囲があろう。
資格も技術も無い人間が下手に蘇生術なんかしてみろ、と思う。
未熟だったら、どうなる？ 責任とれるか、素人が無茶苦茶にして。
（そのときは目茶目茶に怒るだろ。じゃあ、そのときだけ怒ったらどうなんだ。
なにもしないことに怒る必要なんてないだろ）
医者ができること、すべきこと、
また特に訓練を受けて救助員としてつめている人間のようなことは、
できなくていいだろうし、できるわけがないはずだ、
そのための職分であり、専門ということじゃないか。
要するに、あいつは、できない人間を嘆くかたちで、
体の良い自慢をしているんだろうな。
自分だけは出来るという特権性を暗に訴えてるんだろうな、例によって。
（いちいち医者と比較されたら一般人はたまらんな。
何か別の要因で不測の事態を生じても医者なら対処できるだろ。
人工呼吸の講習うけたぐらいなら、やめたほうがいいと思う。
状況の微妙な違いを判断できっこないと思う。
失敗したら取り返しがつかないはず。一生遺族に怨まれようし、
具体的にタッチしたら、その責任で賠償問題だろ、
たとえ善意でも、たとえ、ってモロそのままの善意でも）
だから立って見ているのが最善でなくても次善であるはずなんだ。
おそらく、あいつだと、おい、みんな何もできないのか、ちょっとは努力したのかとくる。
そういわれるとみんな黙ってしまうだろうが、
俺なんかは、激しく憤るかもしれない。
いまも非常に気分が悪いだろう。
いかにも自分たちだけノウハウを独占したエリートらしいというか。
これまでも動けなくて戸惑っている人間、気の弱い人間、知識を得る機会の無かった人間、
動きの鈍い人間をどやしつけて、自分の能力を確認してきたんだろう。いかに自分が偉いか。
知識がございまして、命まで救ってさしあげまして？
それで鬼軍曹か、偉そうな。
この社会がつまらないとしたら、自分だけ知ってる専門を
（さも御大層に）最前面に押し出して、偉そうに怒鳴る
やつがいるからかもしれないな、イヤミをいってきたり。
俺がもし、神にでも、ご本尊にでも、ご本人にでも殺人を許されるなら、
やり手とか、エリートとか、威張り腐ったやつらを皆殺しにするかもしれない。
そいつが護身術まで知ってたら、誰かみたいに、そいつらの子供を狙うかだろう。
（子供は関係ないか。しかしエリート化しやすい養殖モノだろう）
医療ドラマにもあるだろうが、俺様が命を救ってやってるんだとか、そういう手合い。
三千人手術で治してやったから、一人ぐらいの過誤でぐだぐだいうなとかな。
（しかも過誤じゃなくて手抜きだったり？）
お前等の職域は、法で保護されてて、一般人が手出ししてはいけないはずだ。
たとえば、患者の口に触るのも歯科医と衛生士は許され、技工士には権限が無かったはずだぜ。
それは分担だろ、馬鹿が。
ほんとうの底ぬけの馬鹿だな、あいつは。
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エリート文明一切が無きゃむしろ今の様なタチの悪い病気や、
酷い交通事故すらも無かったかもしれないぞ。病気をもエリートが
つくってるんじゃないのか、社会を（食品を環境を）化学で汚染するとか
で。（世界を操る人間はスーパーエリートであってもノロマじゃないだろ！）
陰気でシケたテクノ娯楽が要るのもストレス世界だから、という事じゃないのか。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。