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映画『ステルス』では、テロリストが会議を開くビルに対し、
ピンポイントで地下までミサイルを貫通させるシーンがあったでしょう。
いくら“痛快お馬鹿アクション大作”だとはいえ、この大雑把さはどうでしょう!
ビルで働く人も同罪というわけですね。(?)
もしピンポイント爆撃がハズレれば、もうそれどころではない(!)という場面で、
空中に居るスタンドプレーの新鋭機を止めようもなく、イチかバチかでやらせてしまう、
(やらせざるをえない物理的全権を与えてしまっているシステム)みたいな。
本来は、それをしなければ、そして“テロリスト退治”が遅れれば誰かが命を落とすということで、賭けに出るはずのところ、
もう「テロリストが集まる好機到来!」というだけの理由で、大博打をするわけでしょう?
「テロリストを会議から帰らせる(逃がす)こと=死人が出る」という形にして、
そこでは短絡(直接化)されてしまっているはずなのです。
しかし、そんな爆撃をしてしまっては、死亡を確認できないだろうし、
本来は1人ずつ着実に要人を暗殺するものじゃないですか、本気で壊滅させる気なら。
こうしてみてくると、物語の軸となる“長時間のロボット戦闘機の暴走”以前に、このエリートパイロットのほうが恐怖でしょう。