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仮説3 「国家に租税を管理され、企業に所得を制御され、国家に預金を運用されてしまうがごとき集権に対し、集権主体の奪取は断念したとしても、中小集団への割譲を実現すべく中核に加圧しうる求心的な分散型対抗に勢力温存の望みを繋ぐものの、集権下の割拠もままならず、勢力温存という多数化通史参画を捨てきれない本質的世界認識からいっても、次善の域を漂流するのみで、抵抗型分散や、さらには離脱という分散そのものには至っていない」
仮説2 「左翼は労働者の時間の切り売りの価値を消費者の効用に回収されてしまい、業績とは独立に差し引きの賃金交渉をすることができなくなり、比率的な運命共同体となる位置づけを恒久的に決定づけられるとともに、理想そのものも効用に回収されて、別途、牽引する役割を果たす理想としての価値を打ち立てる必要が生じている。その価値というのは目的としての、現在の受容的日常に根付く規範理念であり、手段としては、新しい対抗集団の宣伝および、まさにこれこそが、対等な資格による目的契約集団の、群立支援という方法の構築なのである。またこれは、その形成過程において、機能としての左翼の名誉の維持と、雇用においては活動的生活を保全しながらの、中核的左翼以下の延命を同時に図ろうとする2面戦略である」
仮説1 「中核的左翼は自説の主観を自覚しているから、批判と、その根拠となる他の言説も、一切が主観でなければならない」