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投稿者 金十字架 日時 2005 年 12 月 14 日 20:21:38: mfAWtS4GF8MpY
 

(回答先: 金十字架さんへ。ありがとうございました。怒る人。 投稿者 よろけるチーズ? 日時 2005 年 12 月 14 日 06:37:56)

餞として忠告しておく。

私はあなたのような人間が嫌いな訳でもない。
だが正直好きにはなれない。

それは性格云々の問題におさまるものではない。
あなたの為に言っているといえばそうかもしれない。

あなたはもっと人々が持つ苦しみというものを知る事が出来ればいい。
自分の苦しみではなく他人の苦しみを。
そしてその苦しみの中にも真実と嘘が在る事を知れ。
その上で己の甘さを痛みとして知る事だ。

誰が言わなくともあなた自身がいつか判る事だ。
今生で学ばなくとも判らぬともそれはあなたの人生。
あなた自身が意識の果てに望んでいる人生であり、学びである。
誰にもあなたをどうする権利もない。

心を開くか、閉じたままで居るか。


そしてまた私は"貴女"と呼ばれる性称を持っていない。
母性として誰にしも内面にはあるはずだが、表面上"貴女"と呼ばれることはない。
それと、私は誰もここで「説得」などしていない。
私はいわゆる「宗教」というやつが嫌いであるから。
特定の組織の関係者でもなんでもない。

徳というものは見えない所にあるべきものだ。

偏見が無いことによって本当の意味、正しきを知ることができる。
そのことを理解出来る者には判ってほしい。
自然が伝えているのはそれだけのこと。
汚れれば洗えばいい。留まりなければ腐る事も無し。
心の作用とはかけがえのないものであるということ。

あなたの感性から吐き出される言葉にあなた自身疲れているようにみえる。

憐れみを持つ。
辛く思うのはそうした事だ。

以上があなたへの餞。


人がある種生まれてきて死ぬまで、方向性でいえば一方向である。
一元的なもの。これこそ人の進むべき道に見える。
後ろは無い。先へ進むだけ。過去を幾ら振り返ったとて執着を残すのみ。
前に進まずば留まり、滞り、腐るのみである。

そして死と生、男女、陰陽にみる二元。

この二つの大枠に包まれた世界に我々は生きて、感じて、学び、
我々の生活の中に浸透する哲学、思想が生まれてきた。

しかし、時間はその大枠に収まるものではない。機械的に計ることは出来ない。
今の自分が苦しいと思っていても未来には変わっていると感じる事だ。
世界に理想を持て。自身を理想にあわせよ。
常に現在は連続する。永遠の現在なり。

考えずとも目を瞑り耳を澄ますように感じ取ればそれでいい。
欲を捨てきれれば本当の意味での満ち足りたものが得られる。

そこにこそ慈悲と救いは現れる。
誠の行動力と未来が生まれる。


以上が他の方々への想いである。

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