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最近は阿修羅もまともに訪問していないのだが、少し時間があったので巡回してみたところ気になる事が2点ほど・・・
一つは熊野孤道さんの
http://asyura2.com/0510/idletalk16/msg/850.html
内容的にも書きたい事はあるが、Kが気になったのは
>【今から書くことに対しての返答は控えていただきたい。】
の部分である。
主にKが活動拠点にしている「雑談板」は「雑談をする場所」であるから、意見交換の拒否を前提にされた投稿には問題がある気がする。
雑談板に愛着を持つKとすると「投稿の削除」すら主張したいところである。
これが、何度か意見交換の後で「これ以上の意見交換は無駄」と判断した上での雑談の打ち切りとか、今まで意見交換をしてきて「特定個人からの意見は止めていただきたい」ならば、Kも気にしない。
しかし、今回は「初っ端からの雑談の拒否」である。阿修羅には大きな括りで「情報提供・保存のための掲示板」と「意見交換の場としての掲示板」があるというのがKの見方であるが、雑談板と議論板は少数派の意見交換の場所だと思う。そこに「初っ端から意見交換を拒否する投稿をするのは問題」だろうと思う。
しかし、これは熊野孤道さんだけを責めるべきかも問題がある。
【それにより掲示板が荒れるような事態は避けたいからである。】
という理由が示されている事でも分かるが、最近は「阿修羅の参加者の質」に問題点があり、まともな意見交換にはならず、掲示板が荒れるだけにもなり得るからである。しかもその確率は決して低くない。
また、熊野孤道さんの投稿をするのに適当な場所もない。という部分もある。阿修羅にも「アジ演説板」とか「主張板」というような、問題提起をするだけのための板があってもいいのかもしれないが、現在は「対話を前提にした掲示板」しかないという側面もある。
と、ここは、これまでにしたい。表題の方に進む事にする。
もう一つの気になる事が
http://asyura2.com/0601/senkyo19/msg/526.html
である。
>【なんだよ、ゲンダイも小泉賊党側に立ったか。こうでもしないと二木啓孝がTBSに出られなくなるのかな?、(本文なし)】
という良心党・愚考さんの意見は分からない事もないが、的外れだろうと思う。ゲンダイは【訴訟沙汰になりそう】という事実を書いただけで「きっこの日記」に問題があるとの意見ではないだろう。
このような「報道をすることを批判するのはお門違い」である。報道がされずに、いきなり「きっこの日記」が訴えられるよりは情報が入ってきた方が良いのだろうと思う。
それはともかくとして、一般的な考え方は「このくらいの事で訴訟するのが問題だ」だろう。それはKも正しいと思う。この程度の事で訴訟するなら訴訟する方にやましい点があると見るべきである。ただし、これには前提がある。それは「今がまともな社会体制ならば」という前提である。
【ここに書かれた「サイバーファーム」は、沖縄県那覇市に本社を置くヘラクレス上場企業。案の定、ブログで社名を書かれた2日、株価は全面安になった。その後も株主から問い合わせが殺到しているという。】
と言う事になると、それは「今がまともな社会体制」ではないのだろうと思う。
Kは前に書いたが「実質的被害が軽微であり、本人に悪意がないなら罰するべきではない」と考えている。しかし「本人に悪意がなくとも、実損が無視できないレベル」になるならば、それには適切な対処も必要だと考える。今回は後者なのだろう。
では、きっこの日記の方に問題があるのか?と言えば、全くと言っていいくらい問題はないのだろうと思う。そもそも、疑問があったらその疑問を書くべきであり、疑わしい事を疑わしいと書いて罰を受けるならば『それは罰を受ける社会体制が狂っている』のだろうとKは信じている。
同時に、疑われた段階(罪の確定がされていない状態)で不利益な事が起こるのは『その社会制度も狂っている』のである。疑わしきは罰せず。とも言うが、事件が起こればどこかに嫌疑は発生するのである。調べる前の段階で押しつぶせば真相解明など出来ないし、嫌疑が発生しただけで不利益を被るのなら、それは「不利益を与えた方が悪い=自分が嫌疑の外にいる事を利用した一種の弱者虐めであり、根性が腐っている」のだろうと思う。
とは言っても、それは、今までの常識である。昨今の常識は違う。それは「株という実体のないアイテム」が存在するからである。今の社会では「嫌疑が発生しただけで、株価変動の要因となる」のである。嫌疑の段階だけでは「なんらアクションを起こすべきではない」などと言う甘い事を言っていると「株価が暴落して大損をする」と言う事が「当たり前の世の中」というのが『本当の意味の問題点の本質』なのである。
そもそも、同一企業が「昨日と同じように開店し、昨日と同じ従業員で、昨日とほとんど変わらない顧客数を相手に、昨日とほぼ同じ収益を上げている」のに「株価の変動によって一気に倒産してもおかしくない」というような社会体制は「絶対におかしい社会」だろうと思う。
株式という直接金融は企業が応援者から直接資金を調達する方法である。決して株転がしというマネーゲームのアイテムではないのである。
Kは「株を短期間で動かした事によって発生した利益には重課税をすべきだ」と思う。
具体的には株は所有したら「基本的に最低1ヶ月程度は所有しなくてはいけない」という法律を制定すべきである。もちろん、倒産がほとんど確定したというような「損失が確実な場合」はその限りではないが、短期間で「大きな利益が発生」した場合には「裏がある可能性」もあるし、麻雀などでは「勝ち逃げは許されない」という場合もある。利益が発生した場合は短期的な売り抜けをさせるべきではない。どうしてもするのなら「重課税で十分」だろうと思う。
本来、株というものは「自分が応援する企業に資金提供するための物であり、配当金によって利益の還元を得る物」なのだろうと思う。
そこをマネーゲームのアイテムのように扱うから、風説の流布などという「単なる噂」によって「理屈に合わないような現象が発生するのである」
言論の自由という観点から言っても「きっこの日記」が事実上弾圧されるような事になるとしたら「それは、社会が癌的病気の末期症状になっている」と言う事であると思う。