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とりあえず、下記リンクの記事を読んでもらいたい。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/07/d20060207000011.html
まあ、内容的には妥当であるとも言える。
官製談合に対する見方にはKと違う部分もあるが、悪い事は悪いのであり、規制する工夫をする事は当然だろうとも思う。
しかしである。
【去年10月に日本道路公団などが民営化されてできた「東日本高速道路」などの職員も罰則規定の対象にすることを検討したいとしています。】
の部分は問題である。
民意から判断すれば「悪い物は罰しても良い」という部分はあると思うが、これは「後出しジャンケン法」である。
前にホリエモン逮捕の時にも気になっていたのだが、専門家はホリエモンは「個々の容疑では明確な法律違反はしていないが、全体的には法律上問題がある」という見方もしているらしい。簡単に言えば法の盲点を付いた限りなくグレーゾーンの「悪意のある行為」をしたという事らしい。
Kは悪人をかばう気はないが、現行法の盲点を付かれた場合は「法律の執行者側の責任を問う」べきであり、後から作った法律によって裁くのはルール違反であり、被害があった場合は法律の作成者がバカで無能だったのだろうと思う。
悪人が裁かれるのだからという理由から「後出しジャンケン法」を歓迎するようならば、それはそれで問題なのだろうと思う。
法律の作成者は机上の空論で適当なザル法を作ってもその責任を取る事は滅多にない。
それでは社会は絶対に良くならないのだろうと思うし、後出しジャンケン法がまかり通るようでは「怖くて何も出来ない社会になってしまう」
倫理観的には「法には触れなくても悪い事は分かるはず」とも思うが、倫理観は人によって格差があるのである。それを一律的に決めるのも、危険であり問題なのだろうと思う。