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続・数々の陰謀≠見てきて…
最初に書いたものは以下参照のこと
数々の陰謀≠見てきて…
http://www.asyura2.com/0510/idletalk16/msg/850.html
投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 1 月 28 日 03:42:33: Lif1sDmyA6Ww.
初めと同じく、今から書くことに対しての返答は控えていただきたい。
それにより掲示板が荒れるような事態は避けたいからである。
「池田大作氏および創価学会批判の誤り」
私は別に創価学会名誉会長である池田大作氏や創価学会についての批判が誤っているといっているのではない。
ただ、批判する中でも「それは本質とずれているのではないか?」と思うものが存在する。
まず池田大作氏の出生についてである。ある情報では「在日朝鮮人」ではないかという説があり、だから「ヤバイ」と主張している意見。いったい何を根拠にこんな説を流しているのかは知らない。だが、朝鮮人だろうと日本人だろうと構わないのではないかと思う。
在日朝鮮人説を根拠にして池田氏を批判している論調は、すなわち彼が朝鮮人であるから「日本を公明党と言う政党を使って日本を支配し、北朝鮮や韓国に有利な体制を築こうとしている」。これが大体の説である。
しかし、これは余りにも根拠が薄いのではないか。というか単純すぎる。まるでそれをネタにして在日朝鮮人を差別しようとしているのではないかと思えてくる。それにこれは2ちゃんねるで主に流布しており、何かしらの宣伝工作かと疑ってしまう。
次に創価学会員に関する批判であるが的外れというか本質を突いていない極めて弱肉強食的な批判がある。それは2ちゃんねるや日蓮正宗の信者の方と思われるサイトのところまでも浸透している。これはある意味において深刻である。
それは学会員がいかに犯罪集団であるかを強調している点である。
もちろん私は創価学会の上層部が組織的に行った共産党宮本委員長宅盗聴事件や言論出版妨害事件については見過ごすことはできず、それは糾弾されて当然であろう。
しかし、学会員個人を「標的」にした個人攻撃は「創価学会批判」を良からぬ方向へと向かわせてしまう。それは学会員である者がこれだけの事件を起こしてきた(具体的には殺人、わいせつ、など)のをリストアップしたものをサイトに掲載していたりする点である。また最悪の場合、ある犯罪被害者が学会員だったことをネタに「被害者は学会員だった」とうたっているサイトもある。
これを見るといかに学会員は犯罪をするものが多く、学会は犯罪者集団だという印象を受ける。
だが考えて欲しい。学会員は公称800万人とも言われる。統計的に見てこの中で凶悪犯罪を犯す者が出てきてもおかしくはないのではないか。
仮にリストアップされた「学会員の犯罪」でもそこだけ見れば何十人と書かれてあるが、全体の総数からみればそれはどういう意味を持つのだろう。私は全体をよく見なければならないと思う。そうしなければこのリストアップは単に学会員だからという理由で非難される「差別」ではないかと思われる。
本当に今、批判しなければならないのは創価学会と公明党の政教一体の関係ではないのか。こんな弱肉強食丸出しの個人攻撃に終始していて本当に良いのだろうか。
特に、日蓮正宗の信者の方と思われるサイトの中にリストアップされた「学会員の犯罪」があったと思うが、少し合理的に考えて欲しいと思う。さもなくばお互いに必要の無い憎悪を煽り続けることになるだろう。