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(回答先: Re: 9・11という風景 ⇒ 最近になって小生、これを「対テロ戦争」遂行のための「陰謀」ではないかと疑い始めています。 投稿者 gataro 日時 2006 年 2 月 05 日 14:09:53)
9・11の真相究明はある意味において私たちの役目かもしれませんね
>されどいやしくも公党として看板を掲げて活動する立場からは、身軽に「911はでっち上げだった」とははっきりといえないのだと思います。看板を背負って活動するのもなかなか窮屈なことだな、という気がいたします。
おっしゃられる通りです。阿修羅でも「なぜ日本共産党は9・11をテロと主張しているのか」というような批判がみられますが私は政党として真相が解明されるのは無理ではと思っています。
仮に9・11は米の陰謀だったとしましょう。それを日本共産党がその証拠を入手しました。ですが、それを公表すればどのようなどんなことが起こるでしょうか。
世界の人々はテレビで映し出される世界貿易センタービルへの旅客機突入、そして崩壊、ペンタゴンでの攻撃、ペンシルベニアの墜落現場…を「目撃」しています。特にビルへの突入、そしてビル崩壊はおそらく今世紀史上において最大の「衝撃映像」でしょう。
しかしそれが「アルカイダ率いるテロリスト」ではなく「アメリカ政府」の犯行だった。それが分かったとき、私は事態が収拾の付かない方向へと向かうのではと思っています。それを日本共産党が危惧しているのならば…ある意味においては「公表しない」という「決断」が正しいようにも思えます。
だがいずれ事実は分かってくるものです。満州事変での満鉄爆破は中国の仕業とされましたが、実は日本軍の犯行でした。トンキン湾事件だって北ベトナムからの攻撃だとしましたが後にアメリカが仕掛けたものであることが判明しています。では「9・11は?」となってくるわけです。満州事変ではその後日中戦争、トンキン湾ではその後ベトナム戦争が勃発しています。9・11の後ではアフガン侵攻、そしてイラクへの侵攻です。最近ではイランを攻撃するのではないかとの憶測さえ飛び交うようになっています。
考えてみればあの9・11以来、世界の様相が変わったと思います。世界が「9・11体制」に組み込まれてしまっているような気がします。テロ対策の名の下に国内では監視の目が強まり、対外的には軍事力を行使する。それがアメリカに留まらず各国でもそのような状況です。
そして「9・11体制」を作り出したのが「アルカイダによるテロ」ではなく「アメリカ」だったことが判明したとき…世界の秩序が根本的に変わるでしょう。
さて、しかし事実はいずれは判明すると書きましたが、それは誰が負うべき役目なのでしょうか。それは私たちネットに集う人々やジャーナリストではないでしょうか。
ある一つの政党がこれを負うのはあまりにも酷な気がします。それは事実が解明されたとき、それと同時に混沌をもたらしたと逆に糾弾されたとき、政党としてはたまったものではないでしょう。
それに政党というのは人の集まりですが一定の結束したものが必要です。事実が分かっても公表するかしないかで公表しないという数が過半数を超えたとき公表する人たちはその決定に従わねばならないでしょう。いずれにせよ公表するしないはあくまでその政党の名において行われるのですから。それは重大なことでもあります。
ではだからと言ってこのまま放っておいていいのかという問題があります。
だからこそ、このような時の「インターネットの力」、そしてジャーナリストの本性が燃え滾る時ではないでしょうか。
ネットに集う人、例えば阿修羅でも個人の集まりです。そしてジャーナリストだって個人です。それは誰にも束縛されず自由に活動が可能です。無論、既存のマスコミの記者を否定するつもりはありません。ですが時によって上層部から圧力を受けたりすることもあります。ジャーナリストでも圧力や脅迫があると思いますが、そのような組織に入っていない以上しがらみは少ないはずです。
ネットに集う人だって「匿名」で投稿すれば重要な情報を発表することができます。
日本共産党ですがむしろ私たちがそういう真相究明をして例えば「記事」を作るなりしてそれを機関紙赤旗が「引用」する形で掲載する。つまり私たちが通信社の役目を負い、それを「配信」する形で赤旗はじめ他のメディアに発表させる。こういう方法があるのではないかと思っています。
しかしそうは言いますが、もし赤旗、ひいては日本共産党が独自で真相究明してそれを公表したら一大事になるでしょう。本当のところは私自身、それを望んでいるのです。