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日本社会を不幸にしている構造です。選挙にヤクザが絡んでいる構造を改めなければいつまでたっても日本は良くなりません。勇気ある警察、検察、政治家、ジャーナリストよ、出て来い。
>>日経BP企画
ヤクザ・リセッション
前著『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』で、日本の不況を“ヤクザ不況”と評した著者が、改めて政・官・業とヤクザとの癒着の実態を描く。
かつて日本を世界第2位の経済大国に押し上げた政・官・業の結束は「鉄の三角形」と呼ばれたが、バブル期にはヤクザが加わり「鉄の四角形」となった。著者はイトマン事件や泉井事件などを例に挙げ、イトマン事件の被告である伊藤寿永光・元イトマン常務へのインタビューを交えながら、この国が、いかに腐敗した癒着構造から成り立っているかを明かしていく。
日本の金融機関の不良債権処理が進まないのは、「ヤクザが政・官・業とタッグを組んで阻止している」からだと指摘する。巨大な不良債権の先には、どうやっても立ち直る可能性がないのに、政治的判断などで生かされている経営不振企業群がある。優良企業の足を引っ張るこれら「ゾンビ企業群」やヤクザと癒着した政治家、官僚らを一掃しなくては、日本は「さらに失われる10年」を続けることになる。今の日本の不況は純粋な経済問題ではなく、むしろ政治問題なのだという。
著者は、今の日本は法治国家、民主主義国家から程遠いと指摘する。国民がその事実を理解し、新しい日本を作る自覚を持つことが重要だと結ぶ。>>