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(回答先: ハリウッド映画「SAYURI」 は〈米国という旦那〉に尽くす〈日本という芸者〉への米国のファンタジーなのではないか 投稿者 TORA 日時 2006 年 1 月 15 日 14:55:33)
投稿の主旨とずれますが、ラストサムライの撮影の時、日本人エキストラらが、サムライの髪型等が、おかしいよ。とアメリカ人のスタッフに忠告したのですが、まったく聞き入れられなかったそうです。
ご存知のように、映画の撮影はニュージーランドで行われました。私は、ちょっとずれて かの国に住んでいたので、これは、エキストラに実際参加した日本人から聞いた話です。
エキストラには、宿泊費から何から出て、かなりいい収入になったらしい。
渡辺兼は感じがいい人だったとか。
それにしても、何から何まで、本当に日本じゃないみたいで、信じられないくらい、変な映画でしたね。富士山に似た山が いくらニュージーランドにあるからって。見たら違いはわかるし。
可笑しかったのは、植生ですね。竹が一本もない。木があまりにも少ない。
もともとニュージーランドは木が多い島なのですが、イギリス人が侵略して以来、木を切りすぎて 今では禿山ばかり (このごろやっと植林されて、少しは木が増えた)。
で、サムライの家の庭らしき一角に、なんと ニュージーランドのシンボルとも言える、しだの木が立ってる。(葉が ニュージーランドの誇る ラグビーチーム、オール ブラックスのシンボルになっているので、ラグビーファンはわかる、かな)。
さすがの私も、これには、あきれて、もちろん最後までなんて、見れたものではない。
アメリカ人は、桜(あれは作り物でしょ)さえ咲いていれば日本に見えると思うのでしょうね。
日本人には、あきらた映画でも、ニュージーランド人には、受けていました。いっしょにビデオを見たニュージーランド人らは、皆 面白いと言っていました。
日本人エキストラが足りなくて、ヨーロッパ系の人も出ていたんですよ。下を向いて畑耕しているおじさん、そうです。そういえば、風景での一番の違和感は、田んぼがなかったことですね。
あれは、大きい。(熊本の山の中の設定だからかしら。)