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(回答先: 中国、潜水艦戦力を増強 米議会報告書「米海軍の主要な脅威」(産経新聞) - 12月25日2時53分更新 投稿者 hou 日時 2006 年 1 月 05 日 00:25:18)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051218-00000008-san-int
【基隆(台湾北部)=河崎真澄】台湾の陳水扁総統は十七日、北部の基隆港で、米国から調達したキッド級駆逐艦二隻の就役式に出席、域内総生産(GDP)に対する防衛予算の比率を二〇〇八年度に3%まで引き上げる意向を示した。
今年度は約2・4%。さらなる米国製兵器調達の特別予算案に反対している国民党など野党側も、通常年度予算への振り分けには同意する見通しで、難航した潜水艦や対潜哨戒機などの調達問題に解決の糸口が見えてきた。
陳総統は演説で、中国が台湾に照準を合わせて配置したミサイルが七百六基に増加し、中国海軍では七十隻以上の艦艇と八十隻の潜水艦が稼働しているとの情報を明らかにした上で、「台湾海峡の制海権に衝撃的な影響を与えており、軍事バランスは中国に傾斜している」との危機感も示した。
キッド艦に加え、ブッシュ政権が四年前に台湾への売却を承認している通常型潜水艦八隻、対潜哨戒機十二機などの調達のための特別予算案は、立法院での審議入りが野党側の反対で四十一回も拒否されている。
この問題について陳総統は、防衛予算枠をGDP比で3%まで拡大することで、当初は六千百八億台湾元(約二兆二千億円)にのぼった特別予算案を、年度予算に割り振る方法で野党の協力を求めた。
一方、同日の中央通信によると、野党の国民党と親民党は、防衛予算枠の3%までの拡大と通常予算枠内での米国製兵器調達には反対しない意向を示している。
演説の後、陳総統は呂秀蓮副総統や謝長廷・行政院長(首相)などと停泊中のキッド艦に乗り込み、装備を視察した。