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(回答先: 右派の躍進と、大衆の右傾化が内発的なものとも思えない、人為的(artificial)なものを感じる 投稿者 乃依 日時 2006 年 1 月 03 日 23:31:20)
>乃依さん どうもです。
実はKも同じようなことを考えています。
日本の出口の見えない閉塞感は人為的なもので、一部の勢力は「庶民の将来不安を故意に放置している(処理しようとしない)」という作為を感じています。
多分ですが、今の日本人は「かなり単純な思考能力になっています」
物事を深く考えるのが嫌いになっているのです。
例えば政策として「農業従事者からサラリーマンのようにキチンと税収を取ろう」というのを提案すれば当事者以外の多くの人が支持するでしょう。
多くの人が「他人が苦しむのはかまわない」と思い「それによって、自分は楽になりたい」と考えています。
また「頑張っても、自分の暮らしが、楽にならないのは、どこかに悪い奴がいるからだ」と考えています。
悪い奴、それは、倒産がない公務員であったり、脱税ができそうな自営業者であったりします。社会構造に問題があることを考えようとしないで、他人に悪い人を当てはめようとします。
実際は農業従事者も苦しく、後継者にも不足し、日本の食糧自給率などを考えれば「保護が必要」なのですが、そこが「脱税しているから、自分の暮らしが良くならない」とかんがえるようになっているのでしょう。
これは、戦前のドイツに似ています。当時ドイツでは「ユダヤ人のせいで、国民の暮らしは良くならない」という考え方があったのでしょう。一部のユダヤ人は金儲けが巧いのでしょうが、一部を持って全てのユダヤ人が悪いというイメージが形成されたのだと考えています。
今の閉塞感が続けば、いずれは韓国か中国に「あいつらがいる限り、我々の暮らしは良くならない」という感情が出てくるでしょう。
そうなると、戦争だっておこらないとは言い切れなくなるでしょう。国民の選択になるからです。