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(回答先: せっかくの団結力を生かすだけの戦略を生み出せない、変わらない点です 投稿者 乃依 日時 2006 年 1 月 03 日 10:17:30)
>乃依さん どうもです。
小泉氏は「一種の方便として、靖国参拝を公約として、右派の支持層を利用して、公明党と共に自分の支持勢力の基盤とした」という戦法を採った。
つまり、多くの人が勘違いしているが、小泉氏はネオリベラルであり右派ではない。
と言う分析は多分正しいのだろうと考えています。
小泉氏は「総理になる前には靖国参拝をしていない」と聞いています。それが本当ならば、ニワカ右派でしょうし「自民党内では弱小勢力なので右派の協力を期待して右派の振りをするエセ右派」でしょう。
しかし、小泉氏の戦略であったとしても、小泉氏の任期中に「右派が勢力を持った」事は確かです。
小泉氏は「既存の勢力を解体する」ために「右派と公明党を利用した」のですが、結果として「右派と公明党は力を持った」のでしょう。今世界では「大戦中の地雷処理」という問題もあるようですが、小泉氏の退任後にも「結果的に既存の勢力」を倒すための「勢力」は残る事になるのです。アメリカがイラクを利用した結果として「今のイラクの泥沼がある」のと同じです。
憲法改正を焦点にして右派の戦略は様々な工夫をしてくるのだろうと思います。
その一環が「大東亜戦争は正しい戦争だった」という歴史認識の改竄攻撃だろうと考えています。
振り子の論理を考えれば、これからは「右派に優位な時代」です。一番右派に振れた時に憲法改正になれば、戦争ができる憲法になる可能性すらあります。
小泉氏は宣言通りに退任するでしょう。問題は次期かその次だろうと考えています。