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新しい年になったのである。喪中なので祝辞は避けているが、今の流れから判断すれば「良い年になんかなるわけがない」とも思う。
昨年は小泉総理が「古い価値観を破壊した年」だったのだと思う。既存の既得権の廃止というのは、簡単に言えばそのような事なのだろうと思う。
「熟年離婚」「ニート」「自殺」の3つが今年以降のキーワードになるのだろうとKは考えている。
「権利と義務の関係」は「わがままと社会貢献」と言い換えた方が分かりやすいのだろうか?「熟年離婚」も「ニート(パラサイト・シングル的意味合いを含む)」というのは、この辺に直結している問題なのだろうと思う。
そこを、どのように『調整していくのか?』は重要で人類の未来を左右する問題なのかもしれない。個人の自由と権利のみに振りすぎても、社会構造が崩れれば、全ての人が不幸になるだけなのかもしれない。
「自殺」とは「目的や目標を失う」と起こりやすくなる。自分に存在価値が見いだせなくなると「生きている意味が喪失してしまう」のである。行き過ぎた合理主義的な考察になると「自分に対して、いてもいなくても大差ない」という考察になっていく。
多くの人は「単に生きている」だけだし「虫けらと何ら変わりない存在」と言うことに気がついてしまうのである。
既存の既得権(古い価値観)の破壊というのは、行き過ぎた合理主義に当たるのだろうと思う。ただし、破壊することは間違いとは言い切れない部分もある。
問題は「破壊するのなら、新たなる価値観も創造しなければいけない」のだろうと思う。
今年が良い年になるかどうかは、新しい価値観を創造できるかどうかに掛かっている。
その価値観によって人間はこの世にとどまる価値を見いだすのだろうと思う。